ハッシュレート(計算の速さ)とは?SASEULのマイニングとグラボ1枚の数字で説明します

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ハッシュレート(計算の速さ)とは?

1秒に何回試すかです。大きさは全体で割って見ます

860MH/s

グラフィックボード1枚。1秒に約8億6,000万回

6.88TH/s

SASEULを掘っている全員の合計(9月27日)

0.012%

ボード1枚の分。1万個のうち1個ちょっと

ハッシュレート(計算の速さ)は、グラフィックボードが1秒に何回答えを試すかです。マイニングのプログラムを動かすと、いちばん前に大きく出る数字がこれです。何年か前のグラフィックボード1枚で、860 MH/sくらいが出た記録があります。

この数字だけを見ても、高いか低いかはぴんと来ません。SASEUL(サスル)を掘っている全員の数字と並べてみると、すぐにわかります。

ハッシュレートは、1秒に何回試すことですか?

マイニングは、条件に合う答えを1つ探すことです。計算ですぐに解ける問題ではありません。数字を次々に入れかえて、合うまで試していくしかありません。

宝くじを削りつづけるのと似ていますね。ハッシュレートは、その試す回数を1秒ごとに数えたものです。たくさん試すほど、先に答えを見つけやすくなります。

計算の速さの単位(MH/sのように、ハッシュレートの後ろに付く文字)は、こう大きくなります。

単位 1秒に試す回数
H/s 1回
kH/s 1,000回
MH/s 100万回
GH/s 10億回
TH/s 1兆回

グラフィックボード1枚は、どれくらい出ますか?

グラフィックボードをどれくらい使うかの設定(使用率)を50%にすると、このボードはふだん800 MH/s前後が出ます。1秒に8億回ほど試している、という意味です。

SASEUL Miner(マイニングのプログラム)の画面。左下の計算の速さ(HASHRATE)の欄の数字はぼかしてある(このときは約860 MH/s)
いちばん左の計算の速さ(HASHRATE)の欄が、今のハッシュレートです。このときは約860 MH/sでした(9月15日)。正確な数字はぼかしてあります。

この数字は、止まってはいません。680から890のあいだを、ずっと上がったり下がったりします。

50%の設定は、ボードを半分の強さで動かすやり方ではありません。全力で動かしては休む、をくり返すやり方です。だから、その時々で値がゆれるのだと思います。これは推測です。

1か月動かした記録は、1か月の記録の記事にあります。

800 MH/sは多いのですか?

数字1つではわかりません。SASEULを掘っている全員の速さとくらべる必要があります。この合計を、ネットワーク全体のハッシュレートと呼びます。

2026年9月27日のSASEUL全体の値は、約6.88 TH/sです。同じ日に、プールのサイト(saseulmine.com)のトップに出ていた値です。SASEULの公式の記録サイト(explorer.saseul.com、公式エクスプローラー)の統計画面(Statistics)から計算しても、同じ値になります。

エクスプローラーでは、なぜ6.26 TH/sと出るのですか?

エクスプローラーの画面には、6.26 TH/sと出ます。エクスプローラーは、1兆ではなく1,024を4回かけた数(約1.1兆)をTとして数えます。そのため、同じ値が小さく書かれているだけです。

このボードの約860 MH/sを入れて割ってみると、0.86 ÷ 6,880 ≈ 0.012%です。SASEUL全体を1万個に分けると、1個ちょっとです。

下は、9月23日18時33分に、あるプール(何人かでいっしょに掘って分け合う集まり)のサイトのトップに出ていた数字です。

項目(9月23日18時33分) 数字
SASEULを掘っている全員の合計(プールのサイトに出ていた値) 約6.67 TH/s
このプールに集まった計算の速さ(saseulmine.com) 12.80 GH/s

この時刻のプールの中では、このボードは6.7%ほどです。100人のうち6〜7人分くらいです。

プールが答えを見つけると、それぞれが出した計算のぶんに応じて分けて受け取ります。だから、受け取るコインの量を決めるのは、ボードの数字そのものより、この割合です。

同じボード、同じ設定でも、結果は変わります。全体が大きくなれば受け取る量は減り、小さくなれば増えます。

ネットワーク全体のハッシュレートは、いつも同じですか?

いいえ、掘る人が入ったり抜けたりすると変わります。ただ、表示するところごとに数字がちがうので、日付と出どころをいっしょに見る必要があります。

日付 どこに出ていた値か SASEUL全体
9月15日 マイニングのプログラムのプール画面(Poolタブ)。エクスプローラーと同じ計算 約9,875 GH/s(約9.88 TH/s)
9月23日 プールのサイト(saseulmine.com)のトップ 約6.67 TH/s
9月27日 プールのサイト(saseulmine.com)のトップ 約6.88 TH/s
9月27日 公式エクスプローラーの統計画面 6.26 TH/sと表示(1,024単位。ふつうの単位で約6.88 TH/s)

GH/sが1,000集まると1 TH/sです。9,875 GH/sは約9.88 TH/sです。

9月15日の値と、そのままくらべていいのですか?

9月15日のマイニングのプログラムの値も、エクスプローラーと同じ計算で出た数字です。公式エクスプローラーに残っている9月15日のマイニングの難易度(答えを見つけるのがどれくらいむずかしいか)を60で割ると、小数点以下2けたまで同じになります。だから、2つの日をそのままくらべられます。

9月15日の約9.88 TH/sから9月27日の約6.88 TH/sへ、3割ほど減りました。SASEULを掘る全体の力が、本当に減ったということです。

同じ約860 MH/sのボード1枚の取り分に直すと、こうなります。

計算の速さ約860 MH/sのボード1枚が、SASEUL全体で占める取り分

  • 9月15日全体 約9.88 TH/s 約0.009%
  • 9月23日全体 約6.67 TH/s 約0.013%
  • 9月27日全体 約6.88 TH/s 約0.012%
ボードの速さは9月15日のマイニングのプログラム画面の約860 MH/sのままにして、上の表の日付ごとのSASEUL全体の値で割りました。9月15日はマイニングのプログラムのプール画面、9月23日と27日はプールのサイトのトップの値です。

全体が3割ほど減ると、同じボードの取り分は1.4倍ほどに増えました。

同じプールのサイトどうしで見ると、9月23日は6.67、9月27日は6.88 TH/sで、ほぼ同じです。同じ公式エクスプローラーのマイニングの難易度も、9月23日は363T、9月27日は375.57Tで、大きくは変わりませんでした。

ハッシュレートさえ高ければいいのですか?

そうとは限りません。プールは、認められたシェア(プールに出した計算の分を示す証明書)のぶんだけ分けてくれます。遅れて届いたり条件に合わなかったりして断られたシェアは、数に入りません。

4日以上動かした画面を見ると、認められた分が約3万2千、断られた分が約1,700でした。5%ほどが捨てられた計算です。100個のうち5個くらいです。

ボードを100%に上げると、ハッシュレートは上がります。そのかわり電気を多く使い、ファンの音も大きくなります。数字1つだけでなく、断られた割合と電気もいっしょに見るのが正しいと思います。

ハッシュレートはどこで見ますか?

導入から始めるなら、導入のしかたから見てください。

参考にしたところ