SASEULの難易度のTとはどういう意味?難易度とネットワークの計算の速さ、ブロックの間隔

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#難易度とGPU移行

SASEULの難易度のTとはどういう意味ですか?

ブロック1ページにかかる平均の計算回数です。60秒で割ると全体の計算の速さです

約413兆回

難易度375.57T(9月27日のエクスプローラー)

60秒

マイニングの台帳1ページの目標の間隔

6.88兆回/秒

SASEUL全体の計算の速さ(エクスプローラーの表示は6.26)

公式エクスプローラーの統計画面(2026年9月27日)の難易度と、CoinMarketCapのプロジェクト紹介の目標の間隔60秒で計算しました。エクスプローラーのTは1兆ではなく、約1.1兆です。

難易度は、ブロック(台帳の1ページ)を1つ見つけるのに、平均で何回計算しなければならないかを表す数字として読みます。2026年9月27日の公式エクスプローラーの難易度375.57Tは、約413兆回です。この数字を60秒で割ると、SASEUL(サスル)を掘っている人全員の計算の速さが出ます。

エクスプローラーの難易度の「T」を「兆」と読んではいけません。エクスプローラーのTは、1,024を4回かけた単位(約1兆1千億)です。そのため、エクスプローラー(6.26 TH/s)とプールのサイト(6.88 TH/s)の数字がちがって見えます。SASEULのコイン(韓国では「사슬코인(サスルコイン)」とも呼ばれます)のマイニングの数字で、まちがえやすいところです。

難易度は何を数える数字ですか?

プルーフ・オブ・ワーク(たくさん計算して、先に答えを見つけたほうが勝つやり方)では、条件に合う答えが見つかるまで、数字を入れかえながらずっと試します。難易度は、その答えがどれくらいめずらしいか、つまり平均で何回試せばいいかを表します。宝くじでいえば、「平均で何枚削れば当たりが1枚出るか」です。

ここまでは、プルーフ・オブ・ワーク全般の話です。SASEULの難易度が正確にどんな式で決まるのかを書いた公式の説明は、見つかりませんでした。

ただ、公式エクスプローラーがこの意味で使っています。エクスプローラーの画面を作っている公開のスクリプトを見ると、計算の速さを「難易度 ÷ 60」で計算しています。難易度を1ブロックにかかる平均の計算回数、1ブロックを60秒と見た計算です。

375.57Tと6.26 TH/sは合っているのですか?

合っています。同じ画面の下のほうに、いちばん新しい難易度(Latest Difficulty)が単位なしで出ています。9月27日は412,942,642,739,300でした。

SASEUL公式エクスプローラーのStatistics画面のLatest Difficulty 412,942,642,739,300
SASEUL公式エクスプローラーの統計画面の下のほう(2026年9月27日10時00分)。単位をつけていない難易度です。

この数字を、エクスプローラーのT(1,024を4回かけた1,099,511,627,776)で割ると375.57です。上のほうのカードの375.57Tは、まさにこの値です。

計算(推測・検算) 結果
412,942,642,739,300 ÷ 1,099,511,627,776 375.57(エクスプローラーのカードの難易度)
412,942,642,739,300 ÷ 60 6,882,377,378,988(1秒に約6.88兆回)
6,882,377,378,988 ÷ 1,099,511,627,776 6.26(エクスプローラーのカードの計算の速さ)
6,882,377,378,988 ÷ 1,000,000,000,000 6.88(プールのサイトの計算の速さ)

ですから、2つの数字は、同じ難易度をちがう単位で書いたものに見えます。エクスプローラーは1,024単位、プールのサイトは1,000単位です。プールのサイトが実際にこう計算しているのかは、わかりません。数字が3けためまで合うので、そう推測しています。

9月23日の記録も、同じやり方で合います。その日のエクスプローラーのトップ画面の難易度は363T、プールのサイトのネットワーク全体のハッシュレート(掘っている人全員の計算の速さ)は6.67 TH/sでした。363に1.0995をかけて60で割ると6.65です。エクスプローラーのトップ画面は小数点以下を切り捨てて表示します。実際の難易度は約363.85Tなので、少しずれます。

その計算の速さは、どれくらい大きいのですか?

1秒に約6.88兆回です。ハッシュレート(1秒に試す回数)が約860 MH/sのボードでいえば、8,000枚ほどが集まった力です。

同じボード1枚がひとりで掘ると、ブロックを1つ見つけるのに平均で約5.6日かかる計算です(413兆 ÷ 8億6,000万 ≈ 48万秒)。平均なので、1日で見つかることも、半月かかることもあります。何人かでいっしょに掘って分け合う集まり(プール)を使うのは、このためです。

難易度が高かった日は、同じボードでももっと時間がかかります。9月15日の昼12時6分のマイニングの台帳の難易度は、約539T(約593兆回)でした。

計算の速さが約860 MH/sのボード1枚が、ひとりでブロックを1つ見つけるまでの平均日数

  • 9月15日難易度 約539T(約593兆回) 約8.0日
  • 9月27日難易度 375.57T(約413兆回) 約5.6日
公式エクスプローラーのマイニングの台帳2,307,600番(9月15日12時06分)と統計画面(9月27日)の難易度を、1秒に8億6,000万回で割った値です。平均なので、実際にはもっと早いことも遅いこともあります。

難易度が1.4倍ほど高いと、かかる時間も1.4倍ほど長くなります。同じ期間にブロックを見つける回数は、そのぶん減ります。

ブロックは本当に1分に1つずつ出てくるのですか?

平均では、ほぼそうです。公式エクスプローラーのマイニングの台帳(リソースのブロック)の数で計算してみました。

確かめた時刻 マイニングの台帳の番号
2026年9月23日18時33分 2,318,825
2026年9月27日9時23分 2,324,047
差 5,222ページ、約5,210分

5,222ページが約5,210分のあいだに積み上がりました。1ページに約59.9秒、1日にすると約1,440ページです(最近の4日間で見て)。1日は1,440分なので、1分に1ページくらいの割合です。CoinMarketCapのプロジェクト紹介にも、目標の間隔は60秒と書かれています。

1ページずつの間隔は、ばらばらです。9月27日9時36分から9時54分までに積み上がった20ページのあいだの間隔を見ると、短いもので5秒、長いもので194秒でした。平均は58.5秒でした。答えを見つけるのは宝くじのようなものなので、間隔はそろいません。

難易度はどう動いてきましたか?

2週間のあいだに大きく下がって、少し戻ってきました。公式エクスプローラーの統計画面の難易度のグラフ(Difficulty History)です。

SASEUL公式エクスプローラーのStatistics画面のDifficultyのカード375.57 T (~6.26 TH/s)とDifficulty Historyのグラフ(09-13〜09-27)
SASEUL公式エクスプローラーの統計画面(2026年9月27日10時00分)。赤い四角が難易度のカードです。グラフのTも1,024単位です。

グラフの左はし(9月13日のほう)は600T台、いちばん低いところは300T近く、右はしが今の375.57Tです。点は14個です。点1つが1日なのかは、わかりません。

プルーフ・オブ・ワーク全般の話としては、掘る計算が減るとブロックが遅くなり、そうなると難易度を下げて間隔を合わせます。SASEULがいつ、どんなルールで難易度を変えるのかは、公開の文書では見つかりませんでした。9月27日9時55分ごろの最近の20ページは、難易度がすべて同じでした。ブロックごとではなく、何ページかに1回変えているのだろうと推測しています。

もっと長く見ると、公式のGPUマイニングプログラムが出た2026年2月13日のあと1か月ほどで、難易度は約11倍にはね上がり、そのあと下がりました。その前の2024年8月から2025年1月のあいだにも、約230倍にはね上がっています。日付ごとの数字はノード2万台の記事にあります。

マイニングの計算に使うハッシュのアルゴリズムは何ですか?(公式の資料では名前が見つかりませんでした)

公開の文書では、名前が見つかりませんでした(2026年9月27日の時点)。公式ドキュメント、公式サイト、公式GitHubのホワイトペーパーを探しました。

SHA-256という名前は出てきます。でも、公式ドキュメントのSpecificationの記事ではアドレスを作るのに、公式サイトのしくみの説明では保存されたデータを確かめるのに使う、という説明です。マイニングの計算に使うという文ではありません。ホワイトペーパーも、プルーフ・オブ・ワークを一般的な言葉でしか説明していません。

「SASEULは○○アルゴリズム」という話を見たら、まず出どころを確かめてください。公式の資料にその名前が出てくるかが先です。

公式ドキュメントの出力例の難易度

公式ドキュメントのコマンドの案内(2026年3月9日更新)にあるノードの状態の出力例には、マイニングの台帳2,036,197番の難易度がdifficulty: 720140924964913と出ています。同じやり方で計算すると、1,024単位で約655T、1秒に約12兆回です。

例の画面なので、その日のネットワーク全体の値だと決めつけはしません。9月27日午前(約413兆回)とくらべる参考としてだけ見てください。

自分で確かめるには、どこを見ればいいですか?

公式エクスプローラーの統計画面の難易度のカードと、下のほうのLatest Difficultyをいっしょに見てください。マイニングの台帳の一覧(Resource Blocks)で1ページを押すと、そのページの難易度(Difficulty)と時刻が出ます。

計算の速さの単位は用語集に、ボード1枚の分を割って見る方法はハッシュレートの説明にあります。基本の数字はSASEULの基本情報で見てください。

参考にしたところ


ほかの確認の記録は、アーカイブ(これまでの記録のまとめ)にあります。